【EC事業者様必読】後払い決済代行会社を選ぶ上でチェックする7つのポイント
後払いの導入を決め、とりあえず各社の情報収集を始めたものの、サイトで確認できる料金やサービス内容は似たり寄ったりで「何が違うのだろう?」と思われる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、料金やサービス内容に関しては各社で大きな違いはありません。
ただし、一般的に公開されてはいない情報が決済代行会社比較の上で重要なポイントになることもあります。
今回は、サイトや資料で確認できる情報以外にもチェックするべき重要な比較ポイントをご紹介いたします!
①会社としての信頼度
後払いでは代行会社に債権を委託し、請求に関しても代行会社と購入者が直接やり取りをするため、信頼できる会社、認知度のある会社であるという点が前提となります。代行会社の取引実績や事業継続年数、営業担当の対応などから、自社の債権の一部を任せる決済のパートナーとして信頼できる会社であるという確認をしましょう。
②実績
後払いの与信審査を行う与信エンジンは情報が溜まれば溜まるほど、正確・精密な与信結果の判定をすることができます。導入社数や処理件数は十分か、また自社と同じ業種での導入実績があるか確認できると安心できますね。
③システムの堅牢性
EC事業者様のカートシステムや販売管理システムと後払い決済システムを連携しており、仮にシステムがダウンしてしまうと、注文が入っても与信審査ができない状況となります。大量の注文数がある事業者様の場合、システムが復旧するまでは出荷の可否が確認できない注文が溜まってしまうことになります。ご購入いただくお客様に満足いただくためにも、大量のトランザクション発生などイレギュラーな事態にもシステムが対応できるかをチェックしましょう。
④セキュリティ対策
後払い決済では与信確認の際、氏名や住所など購入者様の個人情報を預かることになるため、セキュリティ対策は万全かをチェックしましょう。
⑤支払い方法の充実度
後払いの支払い方法は基本的にコンビニでの現金支払いとなっていますが、その他にも郵便局、銀行、アプリでも支払いが可能な場合があります。特に近年アプリでの支払い率は急増しており、後払いに対応しているアプリが多いと購入者様の支払い率も上がる可能性があります。現在利用できる支払い方法、また今後追加予定のアプリ決済がどれだけあるかも確認しておきましょう。
⑥後払い以外の決済手段の充実度
ECサイトの決済方法は後払いだけではなく、クレジットカードやID決済など様々な決済を利用するかと思います。後払い以外の決済も導入する場合は複数の決済方法を代行会社で利用できるかチェックしましょう。後払い以外の決済ラインナップも揃っていると、仮に与信落ちとなってしまった場合でも他決済をすぐに案内することで離脱率を抑えられる可能性があります。
⑦サポート体制
事業者と代行会社は健全な売買を進めていく上でのパートナーとなります。購入者様への督促の対応だけでなく、導入時やトラブル時に事業者様に寄り添って尽力してくれるサポート体制が整っていると安心です。例えば、支払い者様の延滞率が悪くなってしまった場合、や不正注文が急増してしまった場合の対処方法についてアドバイスをくれたりするかという点です。各代行会社にどれだけのサポート体制が整っているか必ず確認しておきましょう。
以上、決済代行会社からみた後払い決済代行会社を選ぶ上でのチェックポイントでした。サービスサイトや資料に記載のある各社の強み以外にも、実際に営業の方に話を聞いてみて初めて分かる強みやアピールポイントもあります。こちらでご紹介した基準はその一部であるため、こちらを参考に自社に合う後払い決済を見つけられれば幸いです。